今村病院の紹介


 れまでの医療は生命保持を大事にするあまり、患者の生活の質を十分に認識、理解できていなかったように思えます。当病院は、たとえ老いたり障害を抱えたりしても威厳を持って生活できる、誰もが安心して人生を垂ねてゆける医療環境を心がけ、開かれた病院づくりに向かって努力しています。今村病院での入院総病床数は243床、あくまでも患者ご本人と家族が納得できる、心通う医療福祉を目指しています。従来の精神病棟の概念を取り除いたオープンカウンターのナースステーションや、カラーリングと採光に工夫を凝らした廊下の高窓など、病院内の明るい雰囲気が入院される患者の方々に優しさを提供しています。
 精神科・心療内科・理学診療科において専門化した診察やリハビリで地域精神医療・地域老人医療の充実という地域社会のニーズにお応えするとともに急性期患者の入院期間の短縮化、PSW(精神科ソーシャルワーカー)の多数配置などにより脱入院医療にも積極的に取り組んでいます。
 痴呆性老人対策としては、患者ご本人の状態に応じてそれぞれのプログラムを提供しデイケア・ショートステイを利用した自宅復帰につなげています。さらに92年10月からは内科に加えて小児科の医師を常勤体制とし単科の病院から総合科へとその方向性を確立しつつあります。また、家族会や患者会を設け、患者と家族そして病院とのコミュニケーションを円滑にできるよう、定期的に運営しています。


1病棟 精神障害者の急性期病棟(66床)
2病棟 痴呆老人と軽度の精神障害者の混合病棟(61床)
3病棟 退院間近の患者のための病棟(30床)
5病棟 身体重症者病棟(36床)
6病棟 老人性痴呆疾患治療病棟(50床)


 神障害が見られる方々の場合は、退院後の在宅が難しいのではないかという固定観念から、病院が生活の場となるのが今までの現状でした。そこで病院と生活・リハビリの中間施設として誕生したのがニコニコ寮です。
 部屋は20室で、定住を最終目的とはせずに、入寮期間を最長2年に限定し、生活指導や介助により、精神障害を克服された方々の社会復婦実現を可能なものにしています。また、地域の方々との話し合いの場を重ね、入寮者たちへの理解を深めてもらうとともに、入寮者ご本人によるボランティア活動を通し、地域社会との・コミュニケーションを広げてきました。秋田市追分地区や土崎地区をはじめ、厚生省に認可された共同住居やアパートも徐々に数を増やし充実してきました。当病院を退院された皆さまやご家族の方にも、社会復婦できたことをたいへん喜ばれています。


 神に障害がみられる方にとっての病気は、心のごく一部分であり短期間のものと言えます。労働意欲や作業能力を十分に持ち合わせている場合でも、連日の仕事は体力的に不可能となることも多いようです。当施設は、そんな方々の短時間の労働機会を支援するために設けました。作業指導や生活訓練などを行うことにより社会的自立を促進できるものです。
 入院患者の方に限らずニコニコ寮に入寮されている方、退院後に共同住居やアパート、で生活している方々などか、それぞれ週2一3回の制合で参加しています。スタッフが付き添いでサポートします。
 また、同じ施設内には、ご家族で介護を受けている寝たきりのお年寄りに専門的なケアを提供する「訪問看護支援センター」、そのご家族の方々に看護・介護方法をアドバイスする「在宅介護支援センター」、厚生省のモデル事業としての「痴呆性老人のグループホーム」も現在オープンしています。



今村病院 (院長 稲庭 千弥子)
TEL 0188-73-3011 (FAX 0188-73-3609)
010-01 秋田市下新城中野字琵琶沼124-1
外来 精神科 神経症、うつ病、分裂病や痴呆をきたす疾患の診断、治療にあたります。
内科 火曜日は循環器の専門外来、水曜日は糖尿病の専門外来を行っています。
小児科  小児の一般外来担当(後藤)。乳幼児健診、予防接種も随時行っています。
 毎週木曜午後は新井Dr.が担当しています。
 受付時間は午前8:30〜11:30 午後1:30〜4:00(土曜日は午後休診)です。
心療内科 ストレスのためか体調が悪い、精神的な悩みがある等の方に対して、心身医学的な面から診断や治療を行います。
リウマチ科 慢性関節リウマチその他の関節痛を伴う疾患等を対象に、専門的な診断治療を行います。
リハビリテーション科 脳卒中後遺症や腰痛、膝関節痛等の障害や痛みのある方の治療と痛みの緩和、リハビリによる機能の回復を図ります。医師、理学療法士が対応します。
精神科デイ・ケア
精神科デイ・ナイト・ケア
(定員 計50名)
音楽や調理等の日常生活訓練を通じて、患者さんの社会生活機能の回復を図ります。医師、看護婦、ソーシャルワーカー、作業療法士が対応します。
重度痴呆患者デイ・ケア
(定員 25名)
精神症状及び行動異常が著しい痴呆性老人を日中お預かりし、精神症状の軽快と生活機能の回復を目的に、医学的な管理下で、治療・リハビリを行います。*送迎も行います。
入院 計243床。 看護職員−入院患者6人に1人、介護職員−4人に1人
1病棟 精神障害者の急性期病棟(66床) 急性・慢性の精神障害者の治療・療養病棟
2病棟 痴呆性老人の療養病棟(61床) 痴呆老人と軽度の精神障害者の混合病棟
3病棟 退院間近の患者のための病棟 (30床) 合併症を持つ痴呆性老人の療養病棟
5病棟 身体重症者病棟(36床) 重篤な合併症を持つ痴呆性老人の治療病棟
6病棟 老人性痴呆疾患治療病棟(50床) 急性期の痴呆性老人のための治療病棟
*精神症状及び行動異常が著しい痴呆性老人に対して、ゆったりとした空間と環境の中で、集中的に治療・看護・介護・リハビリを行います。
付属施設 精神科作業療法棟 手芸や木工等の軽作業を通じて、精神障害者や痴呆性老人の社会生活機能の回復を図ります。専門の作業療法士が対応します。
リハビリ室 専門の作業療法士が、専門のリハビリ機器・器具を使用し、一般の外来患者さん、入院・外来の痴呆性老人等の身体機能回復訓練を行います。
言語療法室 専門の言語療法士が、様々な言語障害(痴呆、失語症による言語障害、構音障害など)や嚥下障害の治療や指導を行います。
栄養指導室 管理栄養士が、高血圧症、肝臓病、糖尿病等の栄養指導を行います。
医療相談室 医療ケースワーカーが、金銭面や家族関係、福祉関係等の相談を受けます。障害年金の申請、施設入所についての相談にも応じます。
保育室 久幸会職員のための院内保育所

今村病院のホームページに戻る