医療法人久幸会

今村記念クリニック

[MAP]
MAP
〒010-0141
秋田県秋田市下新城長岡字毛無谷地265
電話 018-872-1313 FAX 018-872-1312

整形外科

「リウマチ科」「リハビリテーション科」も併設し、
変性疾患から関節リウマチ、リハビリテーションまで
幅広く対応しております。


高齢者の変性疾患、膝の関節症や肩関節疾患(五十肩など)、腰痛をはじめ、スポーツ障害や一般外傷、小児整形外科疾患まで幅広く診察しています。
また、疾患の予防、リハビリテーションにも力をいれており、骨粗鬆症検診や生活習慣病予防のための運動療法なども取り入れ診療にあたっております。

知っておこう、整形外科関連疾患

骨粗鬆症

年齢とともに骨の強度が低下し、骨折を起こしやすくなる病態をいいます。特に女性では、閉経とともにホルモンバランスが崩れることで骨が弱くなり易いことが知られています。早めに検診を受け治療をすることで将来的な骨折の予防となり、健康的な生活を送れるようになります。
特に秋田県は日本一の高齢者県であり、健康的な生活を少しでも長く続けるためにも骨の健康を良好に保つ事が重要です。当医院では患者様の状態を聞きながら、積極的に骨の健康診断及び治療を行っています。具体的には、
<<診断>>
・骨密度測定(DEXAという機械を使用)
・採血(栄養状態や体内のカルシウムバランス、骨質の把握)
・レントゲン(全身の骨の状態、骨折の有無の確認)
<<治療>>
・栄養指導(Ca摂取の勧め)、運動療法の励行、指導
・内服薬、注射による治療
です。昔と違い、今は治療方法も随分進歩しています。 是非とも骨の健康に感心を持ちましょう。

変形性膝関節症

膝の軽い痛みや、うまく伸ばせないといった症状から始まり、膝が腫れて関節液がたまってくる場合もあります。変形が進むと、うまく曲げ伸ばしができず、O脚などの変形により歩けなくなる場合もあります。治療やリハビリにより変形の増悪を予防し、バランス良く歩けるようになります。
当医院ではヒアルロン酸の関節内注射や理学療法、運動療法を積極的に取り入れ、痛みをとり筋力の維持に取り組んでもらうことで、患者様がより良い生活を送るための手助けができればと思っております。

肩凝り、腰痛など

パソコンなど、長時間労働に伴う姿勢の異常、運動不足や太り過ぎなどの生活習慣病も原因になります。また、椎間板ヘルニアなどの疾患が潜んでいる場合もあるため、レントゲンやMRIなども活用し原因を精査、治療を行います。また、運動療法などで生活習慣病の予防、改善に努めます。
痛み止めの薬も昔に比べれば随分と進歩し、内服から貼付薬までいろいろな方法が選択できるようになりました。痛みのない生活が送れるといいですね。

関節リウマチ

リウマチの治療も随分と進歩しました。
治らない病気と言われていた頃とは違い、今では早期発見、早期治療により、うまくすれば完全に治る病気になっています。内服薬から生物学的製剤といわれる注射薬まで様々な治療方法が選択できるようになっています。
全身の関節痛が気になる方、特に朝方に手がこわばってしまうような症状のある方(特に女性に多い)は、一度相談にいらしてみてはいかがでしょうか。

ロコモティブシンドローム

これからの日本は超高齢化社会に向かいます。特に秋田県はその最先端にあります。皆が元気に生活できればいいのですが、誰もが皆年とともに若い時のように動けなくなってしまいます。無理に動こうとすれば転倒してしまいます。転倒しても骨がしっかりしていれば大丈夫ですが、骨が弱くなってからの転倒では骨折を起こすことになってしまいます。実は、高齢者の寝たきりになる原因で一番多いのが、この転倒による骨折や関節痛などの整形疾患によるものなのです。
整形外科学会では、この運動器関連の疾患をロコモティブシンドロームと名付け、皆ができるだけ長い間にわたり自分の力で歩けて、健康的な生活ができるようになるための啓蒙活動をしています。当医院でも寝たきりの患者様が少しでも減って、元気に生活できるためのお手伝いができればいいな、と思っています。
では、転倒や骨折を防ぐにはどんな方法がいいのでしょう?
効率の良い運動方法や生活指導など、当医院の運動療法士が具体的に指導いたします。興味のある方は是非一度いらしてみてください。(リハビリテーション科を参照

リハビリテーション科

それぞれの患者様にあわせてメニューを組んでいます。
明るくて広い環境でリラックスしてリハビリを受けられます。
理学療法士2~3名とリハビリスタッフ1名が在籍しており、各種物理療法が可能です。
運動療法にも力を入れています。

運動療法

筋力・関節可動域・バランス能力などを回復させ、痛みを改善することによって、起きる・座る・立つなどの日常生活や歩行などの運動能力を高めます。

物理療法

温熱療法・水治療法・光熱療法・電気治療法などにより痛みや循環の改善を図ります。

運動療法のための機器

重心バランスシステム、全身持久力測定機器(自転車エルゴメータ)、トレッドミル(全身持久力)といった機器を設置し、生活習慣病の治療および予防を目的とした運動療法を行っております。

ロコモについて

「ロコモ」とは「ロコモティブシンドローム」の略で、体を支えたり動かしたりする運動器の衰えや障害によって、そのままでは介護が必要になる可能性が高くなる状態のことを指します。 「ロコモ」の原因になる疾患は様々ですが、その多くは整形外科での治療の対象となります。 「ロコモ」の治療としては、原因疾患に対してはもちろんですが、適度な運動で筋力や関節の動きの維持・増進を図ります。当院では、「ロコモ」の状態にある方に対して、適切な運動を示し、介護が必要な状態になるのを防ぐためのサポートも行っております。

詳しくは日本整形外科学会公認 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトをご覧ください

ページトップへ